風景を見て観察力を高めよう

絵を描く才能というのは描く力ではなく見る力です。
つまり観察力こそが基本的な才能です。
この才能は訓練すればUPします。
一般の人は学んだことを身につけて、つまり情報とか理論とかを吸収して、
それを糧にして生活している。自分の持っている本来のものを出す努力を
しないのです。

絵を描くとその不自然さがよく分かります。
絵を描くということデッサンをするということ、その力は観察力です。
どれだけ対象を観察できているか、それが如実に絵に表れます。
細部までしっかり見ます。しかし細部だけに捕らわれていると、
全体のバランスが崩れます。忠実に描こうとすれば立体感が失われます。
光や形の整理も必要です。

大人には過去の経験や吸収した情報、思い込みで描こうとします。
クセが出来上がっているのです。

そういう習性、クセは絵を描くことにより発見することができます。
観察力がよくできていないと、しかし絵はうまい、という人はお手本みたいな絵に
なってしまう。つまりおもしろくないのです。

絵を描かなくても観察力はUPできます。
景勝地に行ったとき、すばらしい景観をみて感動します。大体みなさん写真を撮ります。
こんなとき、よく風景を見ましょう。
自分が感動しているのは何か?、形、色、配置、遠近、光、空気感、爽快感、愉快、楽しい、
見たことない経験などなど。色々あるでしょう。
それを見極めましょう。

漠然とした感動は、感動のもとを観察することによりさらに倍加した感動となります。
風景観察の醍醐味を味わうことができます。
これは絵を描く楽しさにつながっていきます。

2014年2月14日 風景を見て観察力を高めよう はコメントを受け付けていません。 絵を描く楽しさ