油絵の歴史

油絵(洋画)の歴史について少しだけふれておきます。
油絵は主に西洋で発達した絵画です。
ご存知のように何世紀も前から描かれています。
日本に入ってきたのは1890年ころですが、それよりはるか前、12世紀に始まったとされています。
この創成期を築いたのはイタリアのゴシック期のチマブーエという人です。
その後、イタリアルネッサンス期の代表的な芸術家レオナルド、ダ、ビンチ、やミケランジェロ、ラファエッロ
を経て17世紀のバロック期にはレイブラント、フェルメール、エルグレコなどが活躍してます。
18世紀のロココ期を経て19世紀は日本でもお馴染みの超有名画家が並びます。
クリムト、ミレー、ロセッティー、マネ、ピサロ、モネ、ルノアール、トガ、シスレー、セザンヌ、ゴッホ、
ゴーギャン、スーラなど。
20世紀には、マルク、シーレ、ピカソ、ブラックなど。
日本では明治27年(1890年)江戸生まれの高橋由一が洋画家第一号と言われています。
由一は本格的な油絵技法を習得して江戸末期から明治中頃まで活躍しました。
その後、黒田清輝、藤田嗣治、藤島武二、岸田劉生などが日本における洋画画壇の基礎を築きました。
2つの世界大戦をはさんで今日まで多くの洋画家が輩出しました。
現代では日本画と美術界を2分する大きな画壇となっています。

2014年8月5日 油絵の歴史 はコメントを受け付けていません 新着