絵を描いていて、苦しい思いをするときがよくあります。
筆が止まって描けなくなって、苦しくなって行き詰まってしまうからです。
パレットの上に絵の具を載せて、さあ描こうと思っても、そこから筆を持ったまま、先に動けないのです。
そんなとき、グループの仲間が手をさしのべてくれるのです。次に進むべきポイントを指摘してくれます。
何気なく気楽に言ってくれます。
客観的に本人が気がついていないことなどを、指摘し合うのです。
又、筆が止まって前に進めなくなったとき、悩んでいるとき、意外と本人の内面的な理由による場合もあります。
絵以外の家庭のこと、仕事のこと、男女関係のこと、など人はとにかく悩みが多い。
絵に集中しようと思っても、そういった雑念が頭をよぎり、絵に専念できない。よくあることです。
そんなときにもグループの仲間から、どうしたの、と声がかかる。雑談でもいい、話をしながら、心を落ち着かせる。
そんな場面はいっぱいあります。
もちろん、誰にも干渉されたくない、誰にも評価されたくない、自分独自の手法で、自由勝手に絵を描きたい。
そういう人もいっぱいいます。それはそれでよい、楽しければ別に問題ありません。
グループに入いれば絵がもっと楽しくなります。
最大の長所は仲間から客観的に自分の絵を見てもらい、自分が気がつかないでいるところを指摘してくれることです。
絵はどうしても独りよがりになり易い。こうしたことをお互いに気楽に指摘し合うことにより、楽しさも倍加します。
最近は絵画教室や絵のグループが大分増えました。新聞に募集広告がよく載っています。
初心者を対象にした教室もかなりあります。
一度試しに教室を覗いてみるのもいいかと思います。