初歩のスケッチ その1 スケッチブックを持って外に出よう

皆さんは今までに色々な観光地に行かれたことでしょう。そしてたくさんの感動があったでしょう。
そんな時、まずはカメラで写し撮ります。その風景を背景にして記念写真です。
しかし、ちょっと横を向きますと、小さなスケッチブックに一生懸命、その風景をスケッチしている人がいます。
それを見て、自分も絵がかけたらいいなー、と思いませんでしたか。
そうです。これが絵を描く、スケッチする原点です。スタートです。
自分には絵を描く素養はない、と思ってあきらめている人が大部分です。
風景を見て感動した経験のある人でしたら誰でもできます。この感動が大事です。感動がなければ何も進めません。
又絵を描こうと思って構えてしまって形から入ろうとすると、なかなか描けません。
いい風景だな、好きな風景だな、気持ちいいな、落ち着く風景だな、感動の風景だな。こんな心の琴線に触れる場所。
こんな場所があったら迷わずスケッチブックをポケットから出して描きとめましょう。
カメラも写しておきましょう。
どんな風景をどのようにして描くかは後半で述べますが、まずはどんな描き方でもいいです。自由に好きなように
描きましょう。
風景には基礎として遠近法や、構図のとり方、などがありますが、いずれ通っていく道です。
まずは自由に描いて楽しさを味わうことの方が先です。
ただ風景を見て、何に感動したかを、よく対象を見て突き詰めてください。言葉に表してみてください。
なんとなく感動したでは絵になりません。じっとよく見ますと、やがて分かってきます。
しかし最初からは難しいかもしれません、そんな時は対象を絞ってみましょう、描く範囲をぐっと縮小するのです。
川が流れ、木々がいっぱいある風景の場合はほんの数本の木だけに範囲を縮小する。という具合です。
上手い、下手はどうでもよろしい。最初からなかなか上手ですね、なんて言われたいとは思わぬことです。

初歩のスケッチその2 風景の切り取り方

感動した観光地の風景。カメラではなく、スケッチブックに描き止める。
下手でもいいから、対象を決めてスケッチする。
どうしても最初は目に写った範囲のものは全部描こうとします。
自分の描きたい感動した対象が広い範囲に及んでいる場合もありますが、これですと、描き終わった絵を見てみると、
一体何が描きたかったのか、何に感動したのか分かりずらいです。
従って初心者は出来るだけ範囲を絞って、さらにその中で主役になりそうなものを探す。
例えば、池の水面、とか山並み、田んぼの畦道、茅葺屋根の農家などなど。
その主役級のモチーフを構図の真ん中や手前に配置する。主役級のモチーフが決まれば後の景色は脇役ですから
ずっと描きやすくなります。脇役は手を抜いた描き方でいいのです。
風景の大きさ、その構図の取り方は、左右の手の親指と人差し指で四角い枠を作って、それを目の前にかざして、
遠くへやったり近くに寄せたりして、気に入った構図を大体で取ります。
又、四角い穴の明いた画用紙(厚紙)を携帯して使ってもいいと思います。
風景の切り取りは欲張らないで、なるべく絞ったほうが描きやすいです。何が描きたいかが鮮明になります。
すばらしくて感動した風景でも、どうしても絵としての構図がとりにくいと感じたら躊躇することなくパスしましょう。

初歩のスケッチその3 色々なモチーフをスケッチしてみましょう

スケッチの対象は観光地の風景だけではありません。
自分の家の周りの町並みや公園、小川や池など、おもしろい風景がいっぱいあります。
前項で観光地の風景を上げたのは、感動し易いからです。感動があればそれがスケッチのエネルギーとなります。
できればそうした観光地の経験を経てから、家の周りの風景をあらためて見てみますと、見慣れた風景であっても、
意外と小さな感動が得られる場合があります。少しでも風景の構図のおもしろさが分かってくると、身近な風景も
立派なモチーフとなります。近くを再発見してみましょう。
又、スケッチの練習として外に出られないときは、室内にある台所用品、なべ、やかん、急須、ビン類、や骨董品
などいっぱいあります。そうした静物を描いてみましょう。すごく練習になります。
この時に描き方があります。
描き方はたくさんありまして、色々な画家が色々な言い方をしています。
この段階でスケッチ入門とか初歩のスケッチとかの教則本がたくさん本屋さんや画材屋さんで売っていますので
それを参考にしながら描き進めていくのもいいかと思います。
風景にしても静物にしても、基本的な描き方を覚えておくと、絵の表現範囲が広がります。
基本中の基本は遠近法です。手前のものは線が太く、後方にいくにしたがい細く。手前は濃く、後方は薄く。
そして透視図法です。建築や機械関係の工学系の学校を出られた人は何でもないでしょうが、文系の人達には
ちょっと難しいかもしれません。これを文章で説明すると余計分からなくなるかもしれませんから、ネットや図書館
で具体的な絵を見ながら勉強するのがいいかもしれません。

初歩のスケッチその4 スケッチ画材について

スケッチブックには多くの種類があります。
画材屋さんにいきますと、大きさ、紙の厚み、紙質などで分かれています。メーカーもたくさんあります。
スケッチブックの大きさは一般的にはFサイズが使われます。
Fサイズは本来は人物画用でしたが、現在では風景でも人物でも使います。
他にPサイズ(風景用)、Mサイズ(海景用)、M(正方形)があります。
そして大きさはFサイズは0号(18*14センチ)からあり、小さい絵で人気のあるSMサイズ(サムホール)
(22.7*15.8センチ)、次に3号があり、もっともスケッチで使われる4号(33.3*24.2センチ)
さらに6号、10号、15号、20号とあります。
野外スケッチには4号が使いやすいでしょう。旅行に行くときポケットに入れておきたい携帯用はSMでしょう。
厚さも色々です。紙の厚さは重さで表現します。その紙を1m四方の大きさに作ったときの重さです。
参考までに。コピー用紙は40g以下、スケッチブックなどの画用紙は110gから130g、厚口で150g、
水彩紙で200gから350gです。必ずこれが表記してありますので確認してください。
紙の質もまた色々です。
紙が薄いクロッキー紙、スケッチブックなどの画用紙、水彩紙、木炭紙、画仙紙(日本画用)などがあります。
描くものですが、サインペンでもボールペンでも普通の鉛筆でもいいです。
画材屋さんに行くとこれもたくさん出ています。
ステッドラールモグラフ鉛筆(130円くらい)や三菱鉛筆のセット、紙巻チャコールペンシル(160円くらい)、
などがおすすめです。
覚えておくと後で参考になります。

初歩のスケッチその5 構図の取り方

その3ではスケッチの技法として遠近法について述べました、
又、なるべく対象を絞って、何が描きたいのかを明確にして描きましょう、
とも、述べました。
もう1つ大事な注意すべきことがあります。
それは初心者の人が最初に失敗することで、見たものを全て描くという写生的な描き方です。
そうすると、絞込みが足らないと焦点がボケてしまうと同様、これも又、
何が描きたいのかわからない絵になってしまいます。
ここで必要なことは、不要なものは描かないことです。
何が必要で何が不要か。
それは頭の中で対象をよく見て、自分の描きたいものをしっかりイメージする。
感動があれば、その感動の対象は何かが分かれば、何が必要か不要かの選別ができるように
なります。
自分の描きたいものはしっかり描いて、それ以外は描かない、か、又は輪郭だけにする。
こうすると主張したいものがはっきりします。
また逆に見た範囲にはないのですが、ここに1本電柱が入ると絵がしまるな、とか構図が
よくなるとか感じた場合は、そこにはないのですが、描き加える場合もあります。
しかし、そうは言っても意外と難しいかもしれません。
繰り返しスケッチを重ねていって、少しずつ前進していくしかありません。
ただ漫然と描いていると、どんどん面白くない絵になってしまいますので注意が必要です。

初歩のスケッチその6 もう一歩前進しよう

何度かスケッチに行き、スケッチブックも何冊かになってくると、自分のスタイル
らしきものが固まってきます。おもしろいと思う風景も早く見つけることができ、
早く構図取りができるようになります。
好きな風景、構図の取り方、遠近の描き方、などが大体、自分のパターンになってくると、
もう少し表現の幅を広げたい気持ちが湧いてきます。
そんな時は他の人の絵やスケッチを見ると右脳に新しい情報が入って活性化します。
絵の表現方法は無限ですから、ワンパターンになりかけている場合は刺激になるでしょう。
小さなスケッチ展やグループ展、美術館での展覧会に出かけてみてください。
新聞などにそうした美術展の案内がいっぱい出ています。
あるいは本屋さんで、画材屋さんで画集などを見てみましょう。
町の画廊もおもしろいです。ちょっと入りにくいかもしれませんが、
買うわけではないので遠慮がありますが、ちょっと見させてください、と言えば問題ありません。
又はインターネットでもたくさん出ています。素人からプロまで、ブログやホームページで
作品を発表しています。
絵を描く素養が少し頭の中に形成されてきますと、他人の絵の評価ができるようになります。
他人の絵が分かるようになると、新たな感動の輪が広がっていきます。
頭の中の絵のレベルが上がっていきますので、これも上達のためには重要なステップです。

初歩のスケッチその7 水彩画入門(透明水彩と不透明水彩)

風景などをペンや鉛筆でスケッチして奥行きや細部まで描きこむ。
いわゆる線画、ペン画、鉛筆画はそれなりに美術の1つの部門となっています。
ここではいよいよ色入れを行っていきます。その方法として水彩画を紹介します。
絵を始められる人は最初は前記のようにスケッチやデッサンで描く練習をしていきますが、やがて
風景の切り取り方や構図の取り方が分かってきます、そして彩色の工程に入られる人が多いです。
水彩画や油彩画(油絵)に進む選択肢があります。水彩画に進まれる人の方が少し多いかもしれません。
中には日本画、パステル画や水墨画に進まれる人もいます。
後編で油絵を中心に述べていきますので、ここでは水彩画を紹介します。
水彩画は大きく分けて、透明水彩と不透明水彩に分けられます。
透明水彩は淡彩画とも言われ、一般的にスケッチなどで彩色するときに使われています。
透明水彩は水をたっぷり使って、画面から下地を透かして見せる技法です。
水彩絵具は絵具の素の顔料をアラビアゴム溶液と水で練ったものです。
アラビアゴムは親水性が強く、乾燥後でも水によって再び溶けます。
この顔料の割合が高いものが不透明水彩(ガッシュ)で被覆力が高く、紙の地や下の色を隠す力が高いのが特徴です。
昔、小学校の頃に美術の時間に使っていた絵具がそれです。
透明水彩には多くの描き方、画法があります。いずれもこの水をたっぷり使った描き方が中心となります。

初歩のスケッチその8 水彩用画材

画材屋さんにはたくさんの水彩よう画材が並んでいます。
はじめの内は、その中から自分に合ったものを選び出すのは用意ではありません。
一応の目安として、この程度のものを揃えておけば十分だと思われる程度のものを列記してあります。
あれもこれもと欲張らないで、少しずつ買い揃えていきましょう。
スケッチブック
一般的なスケッチなどで使ったものではなく水彩用のスケッチブック又は用紙を買いましょう。
大きさはF0からF10くらいまでありますが、F4くらいが一番使い勝手がいいです。
紙質ですが、なるべく厚いものがいいです。(230g以上)
マルマンのコットンがいいかもしれませんが他にも色々あります。
又面も細目、中目、荒目とあります。最初は中目でいいでしょう。
ペン、筆
スケッチの下絵用に使う筆記具ですが、これは前項でのスケッチ画材で述べたものをそのまま使って
差し支えはありません。
水彩画として完成を目指すわけですから、下絵はラフスケッチであまり濃く描く必要はありません。
筆は水の含みがよく、ほどよい腰の強さがあるものが使いやすいです。丸筆の4号から10号くらい、
平筆の5号くらい1本と細い筆0号1本くらいあれば十分でしょう。
絵具
チューブ入りのものと、キャラメルみたいな固形のものとがあります。
スケッチには固形のものがお奨めです。
携帯用のものがたくさん出ています。絵具の数は12色セットくらいがいいでしょう。
パレット、水入れ、布切れなど
パレットはプラスティックの24色仕切りの入ったもので十分
やっている内に欲しい色が出てきますので、買い足していけばいいかと思います。

初歩のスケッチその9 水彩の技法

水彩画の描き方、技法も非常に多くのものがあります。いくつか会得することにより表現の幅が広がります。 ここではごく一般的なものを紹介します。  ウオッシュ 水をたっぷりつけて、絵具を塗り伸ばすように置いていく透明水彩の基本ともいうべき技法です。 濃淡で変化がつけられます。 絵具を置く前に水で塗っておくと、複雑な濃淡が付けられます。  ウオッシュのにじみ 1色目が乾かないうちに次の色を置きます。2色目がにじんで複雑な質感が得られます。  線描 花の葉の葉脈を描く様な感じでウオッシュの後に細い筆で描きこみますと美しい絵ができます。  ドライブラシ ウオッシュした後に水を含んだ筆に絵具を付けてその上に描くと質感の強い絵ができます。  ふき取り 絵に変化をもたらせるために、塗った絵具が乾かないうちに、ティッシュや布切れで拭き取る技法です。 乾くタイミングによって様々な模様が出来ます。  ウエットインウエット ウオッシュした下地の上に別な色を、そっと筆を画面に置きます。そうすると複雑なにじみ模様ができます。 たらし込み、という方法もあり、これは水を塗った画面に水が乾かないうちに絵具を含んだ筆を置くと 絵具が四方八方に散っておもしろい模様ができます。  グリザイユ 最初に影の部分や陰影の濃い部分をバーントシェンナとウルトラマリンの混色や濃いグレーなどの暗い色を 先に塗っておく技法で、後で暗いところを黒い色で塗るより自然な風合いとなります。

他にもいろいろありますが、2つ3つ覚えておきますと便利な技法です。

初歩のスケッチその10 水彩で風景を描く

前にも述べましたが、絵を描くことは楽しいことです。 描いていると、色々な発見があります。風景画もそうです。 楽しく描くためには、あまり既成概念にとらわれないで、自由に描きましょう。  前項で述べましたような画法も1つ2つ試しながら描いてみましょう。一度にたくさん取り入れようとすると うまくいきません。一つづつものにしていきましょう。  気に入った風景を見つけたら、何がおもしろいのか、惹きつけられた対象は何か、をじっくり眺めて、 自問自答しながら構図を決めましょう。 描く上で不要なもの邪魔なものは省きましょう。  スケッチブックの画面いっぱいに描きつぶす人がいますが、余白も大事です。 白い部分や光が当たっている部分は塗らないで地のまま残すようにしましょう。  スケッチに持っていく画材は最小限にしましょう。 絵具(固形12色または3原色3色)、スケッチブック(F4),筆(2-3本)と鉛筆、水と水入れ、パレット、 布切れ。できれば折りたたみ椅子。 適当なバッグに入れて持っていけばいいです。やっているうちにどんどん色々なものが欲しくなります。  適当な場所が見つかったら、座って描くか、立って描くか、決めましょう。立ったり座ったりしますと目線が 視点の位置が変化して不自然な構図になります。 そして、光の影です、影や明るさは太陽の位置によって、刻々と変わります。影の方向、大きさも変化して いきますので、描き始めた最初の位置、方向をキープしてください。  基本的にスケッチは現場で最後まで完成させることですが、天候の変化や描く時間に制限のある場合は 途中で止めて、自宅で残りを描きましょう。その際、現場で写真を撮っておきます。 それを見ながら完成させてもいいかと思います。

 

初歩のスケッチその11 水彩で静物を描く

静物画は静止しているモチーフを描くものです。
対象は色々ありますが、身近なもので野菜、果物、ワインやウイスキーの壜、グラス、あるいは台所用品。
こんなものをテーブルの上に白いクロスか模様の入ったテーブルクロスを敷いて、その上に配置します。
最初はあれもこれも並べないようにしましょう。3点か4点くらいにしておきましょう。
この配置ですが、難しく考えるとなかなか決まりません。自分でバランスがいいな、と思うところで
決めましょう。だんだんと構図の取り方もうまくなってきますから気楽に決めましょう。
水彩紙を横に使うか縦に使うかを決めておきましょう。ビンなどの縦長のものを描くときは紙も縦長で
使った方がいいかもしれません。
室内で描くわけですのでスケッチブックではなく、画用紙のような1枚ものの水彩紙(395*340くらい)
でなるべく厚いもの(300g以上)を用意しましょう。水張りしなくてもいいものもあります。
構図が決まったら、鉛筆でデッサンします。
後で彩色するわけですので、なるべく細く薄く描きます。描きながら明るいところと暗いところを、しっかり
確認しておきましょう。
モチーフはできるだけ正確に描きましょう。後で彩色がし易くなります。
そして太陽光で描くときは時間によって影の方向が変わっていきますので注意が必要です。描き始めの時の
影の位置で最後までいきましょう。
ここからは色をどんどん載せていきますが、決まったルールはありません。自由に描き込んでいけば
いいのですが、一つの方法としては影の部分から描いていくのもいいでしょう。
参考ですが影の暗い部分はコバルトブルー+バイオレット+ローアンバー(ローシェンナでも可)の混色が
あります。この混合比を色々変えることにより感覚的に合う色を作ってください。
光のあたる白い部分は塗り残しでいいです。思い切って残してください。
明るい部分と暗い部分の境目は、水を含んだ筆でその部分をこすりますと、微妙にぼやけてきます。
野菜や果物は少々ハデな色を付けても大丈夫です。塗った絵は時間が経つと全体的に薄くなってきますので
丁度いい風合いになるでしょう。

初歩のスケッチその12 水彩で花を描く

絵を描き始めますと誰でも花の絵が描きたくなります。
花と水彩は相性がいいため、多くの人が楽しんでいます。描き方もたくさんあります。
描いていますと、やがて自分なりの個性的な絵になってきます。
水彩で花を描く技法としてポタニカルアート(細密植物画)があります。これはこれで1つの絵画部門を
形成していますので、今回は除外します。
季節の花、自分の庭に咲く花、又は花屋さんで好きな花を買ってきてもいいでしょう。
できれば花弁の大きいものが描きやすいかもしれません。
そして、構図です、風景でも静物でもこの構図が重要です。
花瓶に生けた花を花瓶ごと描くのか、花だけ描くのか、テーブル上の他のものと一緒に静物として描くのか、
様々ですが、最初は花瓶なしの花だけ描く方がいいかもしれません。
よく花を見て、頭の中でイマジネーションを働かせましょう。
よく集中して見ていると、何かおもしろいこと、色だとか、形だとか、雰囲気だとかを感じるようになります。
(意外と難しいかも)、描き方は風景画や静物と同じです。
イーゼルはあったほうが描きやすいです。
花は葉っぱがあります。この緑色の作り方ですが、色の三原色(赤、青、黄色)で色々できます。
寒色系の三原色は赤(アリザリンクリムソン)青(セルシアンブルー)黄色(レモンイエロー)。
暖色系の三原色は赤(カドミュームレッド)青(ウルトラマリーンブルー)黄色(カドミュームイエロー)
を試してみてください。
重色も覚えておきましょう。下地の色が完全に乾いてからその上に色を載せますと、また変わった風合いが
出ます。