初歩のスケッチその3 色々なモチーフをスケッチしてみましょう

スケッチの対象は観光地の風景だけではありません。
自分の家の周りの町並みや公園、小川や池など、おもしろい風景がいっぱいあります。
前項で観光地の風景を上げたのは、感動し易いからです。感動があればそれがスケッチのエネルギーとなります。
できればそうした観光地の経験を経てから、家の周りの風景をあらためて見てみますと、見慣れた風景であっても、
意外と小さな感動が得られる場合があります。少しでも風景の構図のおもしろさが分かってくると、身近な風景も
立派なモチーフとなります。近くを再発見してみましょう。
又、スケッチの練習として外に出られないときは、室内にある台所用品、なべ、やかん、急須、ビン類、や骨董品
などいっぱいあります。そうした静物を描いてみましょう。すごく練習になります。
この時に描き方があります。
描き方はたくさんありまして、色々な画家が色々な言い方をしています。
この段階でスケッチ入門とか初歩のスケッチとかの教則本がたくさん本屋さんや画材屋さんで売っていますので
それを参考にしながら描き進めていくのもいいかと思います。
風景にしても静物にしても、基本的な描き方を覚えておくと、絵の表現範囲が広がります。
基本中の基本は遠近法です。手前のものは線が太く、後方にいくにしたがい細く。手前は濃く、後方は薄く。
そして透視図法です。建築や機械関係の工学系の学校を出られた人は何でもないでしょうが、文系の人達には
ちょっと難しいかもしれません。これを文章で説明すると余計分からなくなるかもしれませんから、ネットや図書館
で具体的な絵を見ながら勉強するのがいいかもしれません。

2014年2月19日 初歩のスケッチその3 色々なモチーフをスケッチしてみましょう はコメントを受け付けていません 初歩のスケッチ