11)風景画の描き方 その21 斜めタッチで立体感を

水平面(明るい 横タッチ)と垂直面(暗い 縦タッチ)で画面構成をしてきましたが、さらに斜め タッチ(明暗)を加えると、具体的な要素の立体感を増すことができます。 山の場合 山の稜線は明と暗とに分かれる。暗部に強い斜めのタッチを置くと、立体感が出る。 例えばウルトラマリンディープとクリムソンレーキを混ぜて暗色を作り、山の斜面に斜めタッチを 入れる。稜線の明暗を示す斜めタッチの角度により、山の険しさが表現できる。 雪渓などがあった場合はそこは光って見えるためタッチは要らない。 岩の場合 岩は光の角度により複雑に明と暗が変化する。その複雑な立体感を横タッチと縦タッチに斜めタッチ を加えることにより表現できる。 岩の硬い感じを出すことが大切である。ナイフを使えばシャープな岩の面を表現できる。 木の場合 広葉樹の場合は溶き油を多めに加えた緑で縦タッチの葉を置いてから斜めの枝と葉を加える。 縦タッチで幹のシルエットをつくる。枝と葉を斜めタッチで描くと、枝の奥行きや広がりが立体的に 表現できる。 針葉樹の場合は幹が垂直なので、始めに縦タッチを強く描いてから、斜めタッチの枝を左右に広げる。 家の場合 屋根は斜めでありながら、水平面と同じように光のあたる明るい面となる。斜めタッチか横タッチで 描く。 屋根瓦は良く見ると並んだ瓦の側面にカゲができる場合と下部にカゲが出来る場合とがある。 側面は斜めタッチで、下部は横タッチでカゲを入れるのがよい。

 

2014年5月26日 11)風景画の描き方 その21 斜めタッチで立体感を はコメントを受け付けていません。 新着