油絵用のパレットには3種類の形があります。 オーバル型(丸型) 楕円形の形をしており、扇状に絵具が並べられる。 フランゼン型(丸型)雲形をしており、左腕の邪魔にならないように手前が大きくえぐられている。 オブロング型(角型)2つ折になったものもある(スケッチ用) これらのパレットの材質は、よく使われているのが朱利桜材である。 きめが細かく、変形が少なく、適度な硬さと弾力を持っています。 他にも 紙パレット 使い捨てが可能で、1回ごとに1枚めくって捨てます。結構重宝します。 大理石パレット アトリエの据え置き型、重量があるので調色しやすい。但し高価です。 タイルパレット セラミック製 ほどほどに重量感がある。ネットで探せばある。 ホワイトパレット シナベニア デコラ張り(丸型、角型) アルミパレット あまり市販されていない
専門家用パレット(丸型)の特徴 体のもっとも近い方が厚くなっており、遠くになるにしたがい薄くなっています。勾配がつけてある のです。丸パレットの右手前にはバランス用の重りが仕込んであり、全体の重量バランスが指穴に くるようになっています。 長時間制作していても疲れにくくなっているわけです。
左利き用パレット 右利き用ほど種類が豊富ではありませんが、もちろん市販されています。 昔は右利き用のパレットを裏返して使っていたようです。但しこれだと、指を入れる穴のカットの R(丸く削ってあるところ)が逆になることから、エッジに指が当たって痛いという欠点があります。 これも1枚パレットの話で、2つ折の場合は無理です。