色の知識 その6 補色

12色の色相環で、向かい合う正反対の位置にある色の組み合わせを補色と言います。 反対色ともいいます。  赤ー緑  赤橙ー青緑  橙ー青  黄橙ー青紫  黄ー紫  黄緑ー赤紫 この補色の関係の色を並べると、明度、彩度の低い方が高い方を引き立て、色彩が際たちます。 同明度、同彩度を画面に並べると、色同士がケンカする場合があります。 調和した色合いにならない、ということです。 補色の色同士を混ぜると、色相が変わらず混色したグレーに近づいていきます。 例えば  赤+緑=混色したグレイ  橙+青=混色したグレイ   黄+紫=混色したグレイ この混色したグレイを補色関係にある色の影に使うとよく調和します。 例えば 赤い花とその緑の葉、その影にこの混色を使う。

絵を描く時、この補色の関係、効果は知っておかねばなりません。 そして各色の前後の類似色と混色のハーモニーで絵が構成されます。

全く正反対の特性を持つ補色は互いに色を際たたせ、強調する作用があります。 例えば ゴッホの有名な「夜のカフェテラス」 照らされて黄色く、そしてオレンジのカフェテラス、夜空は青色です。 補色をうまく使っています。 静けさの青、暖かいカフェテラスの黄色で雰囲気が強調されています。 ゴッホは黄色やオレンジの印象が強いですが、青色の使い方にゴッホの魅力があるのかも しれません。

2014年3月29日 色の知識 その6 補色 はコメントを受け付けていません。 色の知識