色の知識 その2 3原色

色の3原色は光の3原色と絵具(物体)の3原色があります。
混色は加法混色と減法混色があります。

光の3原色RGBと加法混色

光の3原色は赤(R)、青(B),緑(G)の3色です。
3色全部合わせて混合すると白色になります。
色を混ぜ合わせると、色々な色ができます。

光の3原色の混法は加法混色です。 これであらゆる色ができます。 加法混色とは光の足し算が原理となる混色。足すという意味です。 混色した後の色がもとの色より明るくなる性質があります。

加法混色の3原色は色光の3原色とも呼ばれ、RGBで表します。
加法混色の3原色の内、2色を混ぜ合わせると

  • 赤(R)+緑(G)=黄色(Y) 濃淡によって無限の色ができます。
  • 緑(G)+青(B)=シアン(C)緑味の青
  • 青(B)+赤(R)=マゼンタ(M)赤紫

絵具(物体)の3原色CMYと減法混色

絵具(物体)の3原色は緑味の青(シアン)、赤紫(マゼンタ)、黄色の3色です。CMYと表します。 混色は減法混色といいます。光の引き算が原理となる混色です。  
混色した後の色は加法混色とは違い、もとの色より暗くなります

減法混色は絵具や塗料など、色そのものを混ぜ合わせることです。
減法混色の3原色の内、2色を混ぜ合わせると

  • 黄色(Y)+シアン(C)=緑(G) 濃淡によって無限の色ができます。
  • シアン(C)+マゼンタ(M)=青(B)
  • マゼンタ(M)+黄色(Y)=赤(R)

ここでできた3つの色は加法混色の3色と同じです。

2014年3月22日 色の知識 その2 3原色 はコメントを受け付けていません 色の知識