静物画の描き方

静物画の描き方 その5 静物画の遠近感

モチーフをいくつかの部品で構成する場合、目線の高さが問題となります。静物画の中には見下ろした視点で描かれた絵が数多く見られます。その原因は色々でしょう。モチーフを置いたテーブルの高さ、と自分の座っているイスの高さと両者の距離によって、たまた...
静物画の描き方

静物画の描き方 その4 静物を描く(例2)

フランス人形と陶器1、アングルを決めます。両手でワクを作って構図をイメージし、中心に何がくるかを頭に入れます。2、構図を決める。指をスケールかわりにして、モチーフが画面に収まった状態うぃイメージする。3、キャンバスに濃い目のブルーグレーでモ...
静物画の描き方

静物画の描き方 その3 静物を描く(例1)

フランス人形と陶器静物は、じっくりマイペースで制作を進めることができるので初心者に最適です。複数のモチーフを組み合わせて描いてみましょう。モチーフが多いと描くのが大変だと思うかもしれませんが、画面のバランスを整えたり、コントラストを生み出す...
静物画の描き方

静物画の描き方 その2 静物画の大事なこと

絵画の中で静物画は代表的なものとして見られます。静物画は大事なのは静物画の中に描かれているモノを見るだけでなく、そのモノとモノの間の空間を見ることです。つまり、奥行き、床に傾きを見ることである。これは人物画と違って静物画は特に大事にしていか...
静物画の描き方

静物画の描き方 その1 制作手順の一例(2)

荒描き 素描が乾いたら、例えばシェンナやアンバーで大きな陰影をつけます。 溶き油はサンシックンドリンシードオイルをテレピンで薄く希釈して使用します。 次は太い筆で大まかな色を塗っていきます。 筆は豚毛の丸筆だいいでしょう。 溶き油はテレピン...
静物画の描き方

静物画の描き方 その1 制作手順の一例(1)

パネル作り  シナ合板でパネルを作り、亜麻の生地キャンバスを膠液でのり付けして、支持体とする。 生地キャンバスとはまだ地塗りや膠引きがされていない状態の画布のことです。 例えばクレサンの亜麻生地キャンバス麻、中細目    ホルベインの板絵用...
風景画の描き方

風景画の描き方 その24 仕上げの一筆

画竜(がりょう)点睛を欠く。It lacks finising touches. もっとも重要なところに手を入れて、全体を生き生きとさせること。 ほとんど完成しているが、肝心なところが抜けているために全体がダメになっている。これがなかなか難...
風景画の描き方

風景画の描き方 風景画の画面作り

風景画の画面作りのコツ、醍醐味は除く、加える、移動する、強調する、です。風景画は場所選びが大変です。いい風景やおもしろい構図が見つかっても、邪魔になる電信棒や建物などがあって、悩んでしまう場合があります。その場合は邪魔なものを除きましょう。...
風景画の描き方

風景画の描き方 その22 タッチの変化

横タッチと縦タッチで描くときは、基本的には平筆を使用します。 平筆を使用すると、タッチの幅を均一にそろえることができるので、面が塗りやすいのです。 近いものは太い平筆を使い、絵具を厚く強く置きます。遠くのものは、細い平筆で小さい面を置いて ...
風景画の描き方

風景画の描き方 その21 斜めタッチで立体感を

水平面(明るい 横タッチ)と垂直面(暗い 縦タッチ)で画面構成をしてきましたが、さらに斜め タッチ(明暗)を加えると、具体的な要素の立体感を増すことができます。 山の場合 山の稜線は明と暗とに分かれる。暗部に強い斜めのタッチを置くと、立体感...