日本の洋画黎明期の画家たち

14)日本の洋画黎明期の画家たち その4 川原慶賀

その4 川原慶賀天明6年(1786年)長崎の今下町に生まれる。万延元年(1860年)没。 江戸時代後期の長崎の西洋風画家である。 出島出入り絵師として、風俗画、風景画、肖像画、生物の精細な写生図なども描いた。 父親(川原香山)も町絵師であっ...
日本の洋画黎明期の画家たち

14)日本の洋画黎明期の画家たち その3 佐竹曙山

その3 佐竹曙山(義敦)寛延元年(1748年)-天明5年(1785年) 出羽の国久保田藩(秋田藩)第8代藩主、曙山は号、本名 義敦。 明和年頃(1765年)、絵描きとしては最大の正統派と呼ばれている狩野派から絵を学んだ。 そして藩士の小野田...
日本の洋画黎明期の画家たち

14)、日本の洋画黎明期の画家たち その2 小野田直武

その2 小野田直武小野田直武は寛延2年(1750年)に秋田藩角館に生まれた。安永9年(1780年)没。 江戸時代中期の画家であり、秋田藩士。 平賀源内から洋画を学び、秋田蘭画と呼ばれる一派を形成した。 安永2年(1773年)鉱山技術の指導の...
日本の洋画黎明期の画家たち

14)、日本の洋画黎明期の画家たち その1 平賀源内

その1 平賀源内(雅号 鳩渓)平賀源内は享保13年(1728年)讃岐国寒川郡志度浦(現在の香川県さぬき市志度)に生まれる。 そして亡くなる安永8年(1780年)まで、いわば江戸時代中期に、各方面、分野で活躍した 偉人、天才であった。 本草学...
人物画の描き方

人物画の描き方 その4 色の塗り方

最初は絵具を薄く溶いた、おつゆの状態で下塗りします。 細かく描く必要はありません。筆を使って大まかに描きます。 細い筆でチョコチョコ描いても、いきいきした絵になりません。太い筆で面を描くように塗って いきましょう。 この時、人物をよく観察し...
人物画の描き方

人物画の描き方 その3 人物デッサン

最初に人物デッサンを行いますが、ここで使う道具は静物画の時と同じで、木炭、鉛筆、絵具です。 鉛筆は2B-4Bの軟らかいもの、絵具は好きな色で描けばよいですが、イエローオーカーや バーントアンバーなどで薄く溶いたもので描いてもいいでしょう。 ...
人物画の描き方

人物画の描き方 その2 人物に当たる光の方向を考える

人物を描く時は光についても考えます。光の当て方によって人物の見え方や印象が変わってくるから です。 まず光源ですが、自然光が理想的ですが、無理な場合は、光の方向も調整できる室内照明を使用 しましょう。 次に明暗をよく見ます。 光を当てること...
人物画の描き方

人物画の描き方 その1 構図をとる

人物をどこまで入れるかによって、キャンバスの大きさが決まります。 まず、人物をどの様にキャンバスに入れるかを考えます。 6号、や8号では全身像は小さ過ぎて、入らないでしょう。 胸から上の胸像なら6号くらい、膝から上なら20号くらい、全身を描...
静物画の描き方

静物画の描き方 その7 セザンヌは静物画が得意だった

ポールセザンヌは印象派ではありますが、そのまま情景を描いたわけではありません。自然の中に幾何学を見つけ出し、それを表現しようと追求していた画家でした。特にセザンヌが得意とした絵画は静物画で、独特な手法を取り入れています。長方形の筆使いセザン...
静物画の描き方

静物画の描き方 その6 静物画の基本は三角構図

静物画といえば、一般的にセザンヌでしょうか。オランダの静物画、フランスのシャルダン、マチス もいい、ピカソもいい静物画があります。 静物画はもともと豊作を表すのでしょうか、獲物や収穫物が描かれてきました。 西洋の静物画は鳥やウサギの死骸や肉...