静物画の描き方

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静物画の描き方 その7 セザンヌは静物画が得意だった

ポールセザンヌは印象派ではありますが、そのまま情景を描いたわけではありません。自然の中に幾何学を見つけ出し、それを表現しようと追求していた画家でした。特にセザンヌが得意とした絵画は静物画で、独特な手法を取り入れています。長方形の筆使いセザン...
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静物画の描き方 その6 静物画の基本は三角構図

静物画といえば、一般的にセザンヌでしょうか。オランダの静物画、フランスのシャルダン、マチス もいい、ピカソもいい静物画があります。 静物画はもともと豊作を表すのでしょうか、獲物や収穫物が描かれてきました。 西洋の静物画は鳥やウサギの死骸や肉...
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静物画の描き方 その5 静物画の遠近感

モチーフをいくつかの部品で構成する場合、目線の高さが問題となります。静物画の中には見下ろした視点で描かれた絵が数多く見られます。その原因は色々でしょう。モチーフを置いたテーブルの高さ、と自分の座っているイスの高さと両者の距離によって、たまた...
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静物画の描き方 その4 静物を描く(例2)

フランス人形と陶器1、アングルを決めます。両手でワクを作って構図をイメージし、中心に何がくるかを頭に入れます。2、構図を決める。指をスケールかわりにして、モチーフが画面に収まった状態うぃイメージする。3、キャンバスに濃い目のブルーグレーでモ...
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静物画の描き方 その3 静物を描く(例1)

フランス人形と陶器静物は、じっくりマイペースで制作を進めることができるので初心者に最適です。複数のモチーフを組み合わせて描いてみましょう。モチーフが多いと描くのが大変だと思うかもしれませんが、画面のバランスを整えたり、コントラストを生み出す...
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静物画の描き方 その2 静物画の大事なこと

絵画の中で静物画は代表的なものとして見られます。静物画は大事なのは静物画の中に描かれているモノを見るだけでなく、そのモノとモノの間の空間を見ることです。つまり、奥行き、床に傾きを見ることである。これは人物画と違って静物画は特に大事にしていか...
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静物画の描き方 その1 制作手順の一例(2)

荒描き 素描が乾いたら、例えばシェンナやアンバーで大きな陰影をつけます。 溶き油はサンシックンドリンシードオイルをテレピンで薄く希釈して使用します。 次は太い筆で大まかな色を塗っていきます。 筆は豚毛の丸筆だいいでしょう。 溶き油はテレピン...
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静物画の描き方 その1 制作手順の一例(1)

パネル作り  シナ合板でパネルを作り、亜麻の生地キャンバスを膠液でのり付けして、支持体とする。 生地キャンバスとはまだ地塗りや膠引きがされていない状態の画布のことです。 例えばクレサンの亜麻生地キャンバス麻、中細目    ホルベインの板絵用...