19-20世紀の美術運動

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19-20世紀の美術運動 その12 フォーヴィズム

その12 フォーヴィズムフォーヴィズム(野獣派)は20世紀初頭の絵画運動の名称です。 1905年にパリで開催された展覧会サロンドートンヌに出品された一群の作品の原色を多用した強烈な 色彩と、激しいタッチを見た批評家ルイボークセルがあたかも野...
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19-20世紀の美術運動 その11 シュールレアリズム

その11 シュールレアリズム1924年 シュールレアリズムはアンドレブルトンのシュールレアリズム宣言によって始まった芸術 運動である。 シュールレアリズム的な表現はジョルジョデキリコの作品に見ることができる。 彼の絵は形而上絵画と呼ばれてい...
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19-20世紀の美術運動 その10 キュビズム

その10 キュビズムキュビズムは20世紀初頭、パブロピカソとジョルジョブラックによって創始され、多くの追随者を生んだ 現代美術の大きな動向である。 それまでの具象絵画が一つの視点に基づいて描かれていたのに対し、色々な角度から見たものの形を一...
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19-20世紀の美術運動 その9 プリミティヴィズム

その9 プリミティヴィズムプリミティヴなものを尊重する美術思想。現在プリミティヴという言葉は3通りの意味がある。 1、西欧文明と異なる世界の芸術。 2、ルネッサンス以前の芸術。 3、素朴派の芸術(主として19世紀から20世紀にかけて存在した...
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19-20世紀の美術運動 その8 ハイブリディティー

その8 ハイブリディティーハイブリディティーとは「混成性」。支配/被支配など、複数の文化の混在状況における政治的な力学やバランスの総称。 1990年代を迎えると同時に訪れた米ソ冷戦構造の崩壊は、美術の世界の力関係にも根本的な変化をもたらし、...
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19-20世紀の美術運動 その7 オリエンタリズム

その7 オリエンタリズムオリエンタリズムは元来、特に美術の世界において、西ヨーロッパにない異文明の物事、風俗に対して抱かれた 憧れや好奇心などの事を意味する。西洋史や美術史などでは東方趣味、東洋志向などと訳されていた。 しかしながらパレスチ...
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19-20世紀の美術運動 その6 オートマティズム

その6 オートマティズムオートマティズムとは心理学用語で自動筆記、自動記述という意味。あたかも何か別の存在に憑依(物の怪が 乗り移る)されて肉体を支配されているかのように、自分の意識とは無関係に動作を行ってしまう現象。 例えば、霊媒や、予言...
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19-20世紀の美術運動 その5 シミュレーショニズム

その5 シミュレーショニズムシミュレーショニズムは1980年代のニューヨークを中心に広まった美術運動です。 近代芸術の唯一性に反対し、大衆芸術のイメージをカットアップ(カットアップ技法といい、テキストを ランダムに切り刻んで新しいテキストを...
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19-20世紀の美術運動 その4 アールデコ

その4 アールデコアールデコはアールヌーヴォーの時代に続き、ヨーロッパやアメリカを中心に1910年代半ばから 1930年代にかけて流行した装飾美術の運動。 アールデコは1925年に開催されたパリ万国装飾美術博覧会で花開いた。この博覧会の正式...
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19-20世紀の美術運動 その3 ジャポニズム

その3 ジャポニズムジャポニズムあるいはジャポニスムとは、ヨーロッパで見られた日本趣味のこと。 19世紀中頃の万国博覧会(国際博覧会)へ日本美術が出品され、大きな注目を集めた、そして西洋の作家 たちに大きな影響を与えることになった。出品され...