13)人物画の描き方 その3 人物デッサン

最初に人物デッサンを行いますが、ここで使う道具は静物画の時と同じで、木炭、鉛筆、絵具です。 鉛筆は2B-4Bの軟らかいもの、絵具は好きな色で描けばよいですが、イエローオーカーや バーントアンバーなどで薄く溶いたもので描いてもいいでしょう。 デッサンは細部を気にしないで大まかに捉えていきます。イメージ通りにキャンバスに当初考えた 人物の構図を入れ、人物の大きさや位置を考えます。 始めに頭の位置や大きさを決めますと基準ができるので他の部分が描きやすくなります。

人物画は静物画や風景画のようにモチーフをカットしたり付け足したりができません。 ごまかしができないのです。 そのためモデルをよく観察して、人体がどのような動きをしているかを捉えることが重要です。

人体には基本的な構造があります。 顔について言えば、目の高かさは頭の天辺から顎の先までの中間になる、とか、下唇の位置は 鼻の付け根と顎先の中間になる、とかです。 しかし、人には個人差があります。モデルを見るときは常に正面から見ているとは限りません。 基本的な構造にあまり捉われないで、モデルをよく観察して忠実に描くことが大切です。

手足は結構大きいのです。 手足を小さく描いてしまいがちですが、結構大きいのです。手の長さは前髪の生え際から顎先まで の長さ、足の裏の長さは手首から肘までの長さと同じ、と言われています。 座りポーズなどで手足が顔より前に出ているときは、さらに大きくなります。 不自然にならないよう注意が必要です。

2014年6月16日 13)人物画の描き方 その3 人物デッサン はコメントを受け付けていません。 新着