13)人物画の描き方 その4 色の塗り方

最初は絵具を薄く溶いた、おつゆの状態で下塗りします。 細かく描く必要はありません。筆を使って大まかに描きます。 細い筆でチョコチョコ描いても、いきいきした絵になりません。太い筆で面を描くように塗って いきましょう。 この時、人物をよく観察しながら明暗も入れていきましょう。 明るさは細かく分ける必要はありませんが、3-4段階くらいに分けて塗った方がいいでしょう。 明るい部分から暗い部分への変化を描写することで、顔の凸凹や衣服のしわなどが表現でき、 質感も出すことができます。

次は人物の肌の色です。 肌の色というと一般的にはジョンブリアンという色がよく使われます。 この色だけに頼っていては本当の肌の色は出せません。 肌の色は人によって個人差があります。モデルをよく観察して肌の色の変化を捉えることが大切 です。 ピンク色に見える部分、茶色に見える部分、影の部分では灰色に見える部分などがあるでしょう。 その部分によって赤か黄色、茶などを混ぜていきます。明るさの調整は白を混ぜます。 陰の部分は調子を見ながら青や緑などを混ぜるとよいでしょう。

仕上げでは顔や肌、コスチュームなどの形や質感を表現するために細部も塗りこんでいきます。 モデルと比較して人体の形や手足の方向、目、鼻、口、などの位置関係、コスチュームのしわなど が正しく捉えられているかを確認します。 色を塗りながら、時々キャンバスから離れ、モデルと比較してみてください。

2014年6月16日 13)人物画の描き方 その4 色の塗り方 はコメントを受け付けていません。 新着