感動は年とともに変化する

感動は絵の原点です。
感動がなければ何も進みません。何も生まれません。
感動が絵を描きたい、という体内のエネルギーに灯を点すのです。
小学生や中学生の感動は旺盛です。雪を見て感動し、飛行機に乗って感動し、新しいことや経験でことごとく感動がありました。
しかし年を重ねると三無主義に陥ってしまいます。無気力、無感動、無関心となっていくのです。
現代人は忙しい、廻りが動いていても気がつかない、通り過ぎていっても、忙しいから変化に気づかないのです。
年とともに経験を積んできていますから、世の中のことは大抵のことでは驚かない、感動もない。
では年をとるとみんな三無主義にになってしまうかといいますと、決してそうではありません。
脳科学者の茂木健一郎氏の書で、感動する脳というのがあります。
人間の優れた脳の働きは直感的判断力だといいます。それを磨くためには感動が重要な役割を果たしている。
と主張してます。
まさにその通りです。気に入ったモチーフをパッと見て、これはいけそうだと感じる直感的な判断力は感動があって
はじめて成立するものなのです。
感動することを止めてしまった人は生きてないと同じことです。
しかし感動の形とか内容は年とともに変化します。
若いころは向こうから感動の対象がやってきました。しかし年とともに、自分から探して、出かけていって挑戦
しなくてはなりません。
1歩前に出て、絵や音楽、スポーツ、カラオケでもいいです。
なるべく右脳に働きがけるような事に挑戦しましょう。
それが年相応に感動する機会を増やすことになります。

2014年2月16日 感動は年とともに変化する はコメントを受け付けていません。 絵を描く楽しさ