初歩のスケッチその11 水彩で静物を描く

静物画は静止しているモチーフを描くものです。
対象は色々ありますが、身近なもので野菜、果物、ワインやウイスキーの壜、グラス、あるいは台所用品。
こんなものをテーブルの上に白いクロスか模様の入ったテーブルクロスを敷いて、その上に配置します。
最初はあれもこれも並べないようにしましょう。3点か4点くらいにしておきましょう。
この配置ですが、難しく考えるとなかなか決まりません。自分でバランスがいいな、と思うところで
決めましょう。だんだんと構図の取り方もうまくなってきますから気楽に決めましょう。
水彩紙を横に使うか縦に使うかを決めておきましょう。ビンなどの縦長のものを描くときは紙も縦長で
使った方がいいかもしれません。
室内で描くわけですのでスケッチブックではなく、画用紙のような1枚ものの水彩紙(395*340くらい)
でなるべく厚いもの(300g以上)を用意しましょう。水張りしなくてもいいものもあります。
構図が決まったら、鉛筆でデッサンします。
後で彩色するわけですので、なるべく細く薄く描きます。描きながら明るいところと暗いところを、しっかり
確認しておきましょう。
モチーフはできるだけ正確に描きましょう。後で彩色がし易くなります。
そして太陽光で描くときは時間によって影の方向が変わっていきますので注意が必要です。描き始めの時の
影の位置で最後までいきましょう。
ここからは色をどんどん載せていきますが、決まったルールはありません。自由に描き込んでいけば
いいのですが、一つの方法としては影の部分から描いていくのもいいでしょう。
参考ですが影の暗い部分はコバルトブルー+バイオレット+ローアンバー(ローシェンナでも可)の混色が
あります。この混合比を色々変えることにより感覚的に合う色を作ってください。
光のあたる白い部分は塗り残しでいいです。思い切って残してください。
明るい部分と暗い部分の境目は、水を含んだ筆でその部分をこすりますと、微妙にぼやけてきます。
野菜や果物は少々ハデな色を付けても大丈夫です。塗った絵は時間が経つと全体的に薄くなってきますので
丁度いい風合いになるでしょう。

2014年2月24日 初歩のスケッチその11 水彩で静物を描く はコメントを受け付けていません。 初歩のスケッチ