初歩のスケッチその9 水彩の技法

水彩画の描き方、技法も非常に多くのものがあります。いくつか会得することにより表現の幅が広がります。 ここではごく一般的なものを紹介します。  ウオッシュ 水をたっぷりつけて、絵具を塗り伸ばすように置いていく透明水彩の基本ともいうべき技法です。 濃淡で変化がつけられます。 絵具を置く前に水で塗っておくと、複雑な濃淡が付けられます。  ウオッシュのにじみ 1色目が乾かないうちに次の色を置きます。2色目がにじんで複雑な質感が得られます。  線描 花の葉の葉脈を描く様な感じでウオッシュの後に細い筆で描きこみますと美しい絵ができます。  ドライブラシ ウオッシュした後に水を含んだ筆に絵具を付けてその上に描くと質感の強い絵ができます。  ふき取り 絵に変化をもたらせるために、塗った絵具が乾かないうちに、ティッシュや布切れで拭き取る技法です。 乾くタイミングによって様々な模様が出来ます。  ウエットインウエット ウオッシュした下地の上に別な色を、そっと筆を画面に置きます。そうすると複雑なにじみ模様ができます。 たらし込み、という方法もあり、これは水を塗った画面に水が乾かないうちに絵具を含んだ筆を置くと 絵具が四方八方に散っておもしろい模様ができます。  グリザイユ 最初に影の部分や陰影の濃い部分をバーントシェンナとウルトラマリンの混色や濃いグレーなどの暗い色を 先に塗っておく技法で、後で暗いところを黒い色で塗るより自然な風合いとなります。

他にもいろいろありますが、2つ3つ覚えておきますと便利な技法です。

2014年2月22日 初歩のスケッチその9 水彩の技法 はコメントを受け付けていません。 初歩のスケッチ