9)色々なマチエール その2 マチエールの注意点

絵具に色々な材料を混ぜてもいいのですが、混ぜるものは安定していて、絵具に影響を
与えないものを選ぶべきです。
市販のマチエール材料を使えばだいたい安心ですが、洗ってない海砂などを混ぜると、砂の
塩分が吸湿して油絵具の塗膜を劣化させたり、アクリルだと粘土調整剤の機能を低下させます。
又、接着剤の役割をするのは絵具そのものです。
絵具は顔料の接着に必要な程度のバインダーしか含んでおりませんから、マチエール材の
混入によって接着剤不足になることがあります。
やや多めのマチエール材を混ぜるときは油彩ならアルキド樹脂のメディウム、アクリルなら
アクリルメデイウムを補充して接着力を補ってください。
一般的にマチエール材を絵具に混ぜて使いますが、混ぜるのではなく下地の絵具にマチエール材
を撒き散らして、下地が乾燥した後、その後上から絵具を引く場合もあります。
この場合は補助の接着剤を多めに絵具に入れる必要があります。
多くの画材店でマチエール材が売られています。
例えば
ネオマチエール、ストーンマチエール(方解石)(小粒、大粒)
サンドマチエール(天然砂)-シェル、シェル極小、マーブル、マーブル極小、マリン
接着剤の補助材としてのりマチエールがあります。
他にもたくさんのマチエール材があります。画材店により違ったものが売られている場合
がありますので、色々研究されたら面白いでしょう。

2014年5月1日 9)色々なマチエール その2 マチエールの注意点 はコメントを受け付けていません。 色々なマチエール