色の知識 その7 混色

私たちが日頃見慣れている自然界の中にあるもので何々色と呼べるものは非常に少ない と思います。 ほとんどが中間色、つまりグレートーンの近くにあります。 そのグレイの中に色味を見せることが絵を描く時にとても大切です。(色味とは中間色の 中に感じ取れる色のこと) 色の組み合わせにはいくつかの注意点があります。 思い通りの色が出ない、発色が悪くなってしまう、という場合は必ず原因があります。 色を美しく見せるためには必要な基本的な混色と組み合わせのルールを知らなくてはなりません。 発色のよい混色のルール 色相環から赤と青を混色すると紫が作れます。 くもった紫になります。これは赤にも、青にも紫の補色である黄色味が含まれているからです。 それでは紫寄りの赤と紫寄りの青を混ぜます。 すると鮮やかな紫が作れます。 もう1つ 紫と緑を混色すると青ができます。 やはりくもった青になります。これは紫にも緑にも青の補色である橙が含まれているからです。 青寄りの青紫と青寄りの青紫を混ぜると鮮やかな青が作れます。

色は美しく見える組み合わせと、そうは見えない組み合わせがあります。 明度や彩度を揃えて、美しく見える組み合わせにすることを、トーンを合わせる、と言います。 トーンが揃わないと、人の目の網膜の中の明暗を見分ける細胞が働き、色を感じしにくくなります。  他にも色の組み合わせのルールとして バルール(色価)を合わせる どんな色でも2色並べると、どちらかが手前で、どちらかが奥に見えます。 この奥行きの位置を揃えることをバルールを合わせるといいます。 色の厚みで変わる発色 同じ色でも、厚塗りか薄塗りかでまるで発色が変わります。 目は絵の表面を見ているようで、実は量も感じているのです。

2014年3月29日 色の知識 その7 混色 はコメントを受け付けていません。 色の知識