風景画の描き方 その7 黄色の使い方

黄色は明度も彩度も高い、画面の中で強いインパクトを持つ色です。
パーマネントイエローライト
暖色系の黄色で混色に役立ちます。黄色からオレンジをコントロールすると、紅葉風景や夕景が自由に
描けます。緑の絵具との混色で色幅を広げる力を発揮します。
雲 パーマネントイエローライト+クリムソンレーキ+バーミリオン
レモンイエロー
寒色系の黄色で少量の白が混ざっている。
落ち着きのある黄色として単独使用するほか、混色では空や雲などのわずかな黄色味や夕景などが表現
できる。
海 レモンイエロー+セルリアンブルー+ホワイト
太陽 レモンイエロー+ホワイト
イエローオーカー
鉱物が原料の自然な黄色で地塗りや下描きによく使われる。
おとなしくおさまりのよい色で、混色のつなぎの色としても良く使われる。
オーレオリン
透明性の強い黄色、緑の絵具との混色で、サップグリーンやオリーブグリーンのような自然で使い易い
緑色を作ることができる。
青の絵具との混色は深いグリーンになり、緑の陰影の部分に使用できる。
オーレオリン+パーマネントグリーンペール  深みのある明るい緑
オーレオリン+ピリジャン          深みのある緑
オーレオリン+セルリアンブルー       少し暗い緑
オーレオリン+コバルトブルー        暗い緑、影に使う

2014年5月11日 風景画の描き方 その7 黄色の使い方 はコメントを受け付けていません 風景画の描き方