デッサンと形(造形)その5 風景デッサン

デッサンは前にも述べましたが、対象をいかに正確に描写する、写し取ることです。
何度も描いているとコツがつかめます。急にうまくなる王道はありませんから、地道に努力するしかありません。
風景画デッサンは初歩のデッサンのところでも述べましたように、まずは対象をしっかり見ることから
始まります。いい風景だ、おもしろい構図だ、と思ってもすぐに描き出さなくて、5分ー10分くらいは
よく見ましょう、観察しましょう。
そこで、自分が感動した正体は何か、何が描きたいか、何が主役か、不要なものは何か、何か気が付いた点は
ないか。そして近くのもの、遠くのものの距離感はどうか、明暗は、どんな形か、などを自分の目でひたすら
観察します。
そういった大体のポイントを頭の中にインプットします。
それからスケッチブックや画用紙に描き始めます。
このデッサンの後に着彩(水彩画、油彩画)をする場合はラフなスケッチでかまいません。
デッサンは黒と白の明暗によって、対象を描くアートです。
技量の程度が非常によく表れます。自分がおかしいな、不自然だな、と思うところは必ず人が見ても不自然です。
風景デッサンはこの観察眼を磨く重要なステップです。
全体的にぼんやりしていた対象をボリューム感と明暗で表現する。そして質感を鉛筆のタッチで描き分ける
などの意識が必要です。

2014年2月28日 デッサンと形(造形)その5 風景デッサン はコメントを受け付けていません。 デッサンと形