油絵の画材その9 油絵用のイーゼル

イーゼルは野外用と室内用とあります。 野外用にはスケッチ箱に脚がついたもの、材質もアルミが主流ですが、木製もあります。 室内用はアトリエ据え置き型が基本です。 キャンバスの大きさにより上下に伸び縮みできるものや水平になりものまであります。

野外用イーゼル ほとんどがアルミ製です。2-3段式の木製のもの(ベーシックな感じ)も市販されています。 基本的に立って描いても座って描いても対応できる大きさのものでなければなりません。 このアルミイーゼルは別に油絵用というわけでなく、スケッチ用、水彩画用など多目的に 使用されます。 当然携帯用ですが、50F対応のものまで大きさも色々です。

卓上イーゼル 小品制作用のイーゼルで机の上に置いて使います。絵画教室などでよく使われています。 適度な重量があります。

室内用アトリエイーゼル 木製のものがほとんどで、ポプラ材、タモ材、オーク材などが使われています。 キャンバスの大きさにより、高さ調整を調整穴(トリガー式)で行うもの、巻き上げハンドル でおこなうもの、電動モーターで行うものなどがあります。 大きさもほとんどが100F対応可能となっています。 重量は10kgくらいから30kgくらいのものまであります。 価格は2-3万円から30万円くらいまであります。 100号以上の大作用には特注で作ってもらわなくてはなりません。 150号くらいのものでしたら、大きな画材屋さんで売っているかもしれません。 アトリエイーゼルは比較的に高価なため、安いデッサンイーゼルでも対応可能です。 これで代用している人もたくさん居られます。

2014年3月15日 油絵の画材その9 油絵用のイーゼル はコメントを受け付けていません 油絵の画材